キックはセンスじゃない!(ラグビー・アメフト)

キックはセンスじゃない!(ラグビー・アメフト)

こんにちは。
キックコーチの丸田です。

本題に入る前に、最近の活動報告をさせてください。

最近はキックの指導と並行して、
「スキル整体」の身体操作メソッドを

多くの方に体験していただいています。

先週末は、京都・神戸・大阪のチームを回りながら、
・骨格を整えて、パフォーマンスが出やすい身体にする
・怪我の根本原因にアプローチし、怪我のリスクを下げる

といった内容を提供させていただきました。

ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

▼クリニックの様子(パワーアップ、怪我の痛みが消える)

さて、本題に入ります。

「キックはセンスじゃない」

これは僕が指導者として信じている、大切な軸です。

……と、偉そうに言ってますが、実は指導を始めた頃、


僕自身は「キックにはある程度センスが必要」
だと思っていました。ここで懺悔しておきます(笑)

だって、蹴れる選手って、

最初からうまく蹴れるように見えるじゃないですか?

でも、その考えを覆してくれた選手との出会いがありました。

2018年、僕は母校・法政大学アメフト部でコーチをしていました。
そこで出会ったのが、高橋という選手。

努力家ではありましたが、
正直「センスがあるタイプ」ではありませんでした。


当時2年生で、
上には優秀なキッカーの先輩もいたため、
チーム内での存在感はあまりなかった。

モチベーションも、どこか不安定な印象でした。

でもその年のシーズンが終わり、
エースだった先輩が引退。


チームに他に蹴れる選手もいない。

そこから、高橋選手は目覚ましい成長を遂げ、
なんと関東リーグの「総合得点王」にまで上り詰めました。

この経験が、僕にとって「キックはセンスじゃない」
という信念を刻むきっかけになりました。

では、なぜ彼はそんなに成長できたのか?
僕は、2つの要因が大きいと考えています。

イメージ

↑高橋選手は2019年のスコアリング王に

成長の要因①「俺がやるしかない!」

先輩が引退してから、
「自分がやるしかない」というスイッチが入りました。


やる内容は同じ「キック」でも、
どんな気持ちで取り組むか?が、
どんな質で取り組むか?に直結するんです。

気持ちが変わると、行動が変わります。

成長の要因②「コーチとのコミュニケーション」

当時の写真 2019年

「やるしかない!」と思った彼は、
遠慮もプライドも捨てて、
積極的に連絡してくるようになりました。

「今日の練習の動画です。見てください」
「ここでミスった原因が分かりません。教えてください」

こちらから「今日どうだった?」と聞く間もなく

こんなLINEが毎晩のように届き、
僕はそれに応えて細かく解説・指導していました。

僕には理論もありますし、
テクニックを体系的に教える自信もあります。


でも、それだけでは足りません。

なぜなら、選手それぞれが直面している課題は違うから。


必要なアドバイスも、タイミングも、
その都度変わってきます。

だからこそ、僕が目指す指導は、


「誰にでも当てはまる情報」ではなく、
「その選手、その瞬間に必要なピンポイントのアドバイス」です。


それを可能にするのが、「密なコミュニケーション」なんです

「キックはセンスじゃない」

それは、
やる気になって、壁にぶつかって、
コミュニケーションを重ねながら、少しずつ前に進んだ


そんな選手たちの姿を見てきた
僕だからこそ、強く言える言葉です。

これからも、そう信じて伝えていきます。

そして、だからこそ
ぜひ対面、またはオンラインで
「あなたに合わせた」個別指導をさせてください。

・チーム単位でのスキル整体クリニックの開催

・個人向けのキックセッション(オンライン含む)

・その他ご相談

どんなことでも構いません。


▼お問い合わせフォーム
https://form.run/@marutainquiryform


お気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


キックコーチ丸田(やるしかない!)