キックコーチ/足スキル整体の丸田です。
今日は、ちょっと昔の話をさせてください。
僕がなぜ、「キック」を教える人になったのか。 そのはじまりの話です。
僕の実家には、 学生アメフトの年間MVPに贈られる
「チャック・ミルズ杯」という大きなトロフィーが、 ふたつあります。

、、、あれは僕が取ったんです。 と言えたら、最高にカッコいいんですが。
残念ながら、僕ではありません。
4つ上の兄が取ったものです。
↑学生時代の兄
『アイシールド21』というアメフト漫画を
ご存じの方は多いと思います。 (名作なので、まだの方はぜひ)

兄は、まさに主人公のセナと同じ、 ボールを持って走る花形の「ランニングバック」でした。
僕の半生は、
この“スポーツ万能な兄”と 比べられ続ける人生でした。
小学校でも、中学校でも。
スポーツでも、学校行事でも。 どの道にも、兄の足跡が残っているんです。
目立ちたがりで、 リーダーシップのかたまりみたいな兄。
4つ後ろを歩く僕に向ける、 先生たちの 「ああ、丸田の弟だからね」という目。
急に何かに抜擢されても、
理由は、自分じゃない気がする。 そんなことも、よくありました。
高校でラグビーを始めたとき、
ようやく兄とは違う道に来た、 そう思ったんですが。
兄は兄で、学生アメフトで大活躍。
その名声は、違う競技の僕にも届いてくる。
僕が勝っているのは、身長だけ。
家の中の写真も、表彰状も、少ない。
なんというか……
そこはかとない、ルイージ感。
正直なところ、
僕のアイデンティティみたいなものは、
「兄への劣等感」でできていたような気がします。
そんな僕が、 「これは自分の道だ」と思えたのが、
ボールを蹴る技術。 そう、「キック」でした。
⇩サッカー、ラグビー、アメフトと気がついたらずっとボールを蹴る日々
探して、考えて、試して。 好きなことには、
とことんのめり込む性格が、ここで活きました。
学生アメフトでは、
15年以上たった今も破られていない
キックの記録をつくることができました。]

日本代表候補として、
同じフィールドに立ったとき。
もう、 兄と比べている自分は、
そこにはいませんでした。
日本代表候補、練習の際の写真↑
(学生当時はラグビーでいうFWのようなポジションも兼任していたので、こんなに体が大きかったんですね、、、)
探求の旅は、社会に出ても終わらず。
会社を辞めて、アメリカへ。 挑戦と修行の日々。
↓ニューオリンズにて

現役を引退したあとも、
NFLのプロ選手やコーチたちと出会い、
世界最高峰の技術と魂を、直接、受け取りました。
↑NFL・AFL(オーストラリアンフットボール)の
レジェンドDarren Bennetさんと
彼との交流もまだ続いています
それを日本に持ち帰り、アメフト界に広め、
ラグビー用にアレンジして伝える。
すると、 たくさんのご縁ができました。
(まだまだ、変化は起こせると思っています🔥)
キッズやジュニアの選手との
セッションの最後に、 必ず伝える言葉があります。

「キックは、 必ずしも“今すぐ”必要がないかもしれないでも、キックが好きで、 蹴り続けていれば、
必ず君を、 君が勝たせたいチームを助けてくれる日が来ます。
だから、 キックを好きな気持ちだけは 忘れないでいてください」
キックを追求することは、
自分の身体の声を聞き、
自分だけの居場所を作る作業でもありました。
キックを通して、 自分の身体に。
自分の心に。 自分の言葉に。
ちゃんと向き合うことで得られるものがある。
そのことを、 これからも伝えていきます。
キックは、いつか、必ず助けてくれます。
もし、いま、 自分のキックや身体のことで、
「どうしたらいいんだろう」と 立ち止まっていることがあるなら、
ひとりで悩まずに声をかけてください。
技術のことでも、身体のケアのことでも。
あるいは、ちょっとした悩み事でも。
あなたのための「キック」を、 いっしょに探しましょう。
▼ご相談・お問い合わせはこちらから
https://x.gd/vRxKr











丸田コーチ、心に響く文章をありがとうございます。
お兄さんとの比較の中で過ごされた日々から、自分だけの道を見つけるまでの歩みに、深く共感しました。「そこはかとないルイージ感」という表現に、先生らしい正直さと温かさを感じます。そして、今や✨✨と輝く無敵モードのメインキャラ、素晴らしいです。
コーチが伝えてくださる「キックを好きな気持ちだけは忘れないで」という言葉は、技術以上に大切なものを教えてくれます。すぐに結果が出なくても、好きで続けることが、いつか自分やチームを助けてくれるというその信念は、きっとコーチ自身の経験から生まれた言葉なのだと感じます。それは、落語の世界での「十年稽古」に通じるものを感じます。
15年以上破られていない記録も、日本代表候補としての経験も、NFLのレジェンドたちとの交流も、コーチングの源となっている大切な宝物なのですね。
これからもコーチの指導を通じて、ルイージじゃない自分らしいドクージの武器を見つけていきたいと思います。技術だけでなく、自分自身と向き合う大切さを教えてくださり、ありがとうございます。